2016年関西私立大学入試予想①

  2016年の関西私立大学入試について、特に那賀高校生に関係するところを中心に分析してお伝えします。まず2015年の関西の私立大学入試全般を振り返ってみましょう。関関同立では、立命館は志願者が微増し、残りの3大学では志望者が減少しました。関大や関学が志願者を減らした理由の一つは、立命館大学が大阪府茨木市に新キャンパスを開設した影響かもしれません。関西大学は大阪府高槻市にキャンパスを持っていますので、すぐ隣の市の茨木市に立命館大学がキャンパスを新設したことはある程度影響があったと考えられます。さらに2015年のセンター試験の結果が思わしくなく、安全志向でセンター利用で関関同立に出願しなかった受験生が多かったことも理由として考えられます。理由はなんにせよ、関関同立の出願者が前年に比べ伸び悩んだということをベースに2016年の出願を計画しましょう。今後発表される、各予備校などの志願者の情報に注意してください。

 

  また私立大学では毎年のように学部新設・学科新設そしてキャンパス移転が行なわれ、そこで話題を上手に提供した大学の倍率が上がる傾向にあります。これは全国的に少子化の影響でこれから私立大学には学生集めのために工夫が求められているためです。

 

  例えば2015年4月に新設された龍谷大学農学部の例を考えてみましょう。龍谷大農学部は滋賀県瀬田キャンパスに新設されました。私立大学の農学部開設は35年ぶりで、日本全国では7番目、関西地方では近畿大学に次いで2校目です。文系の食料経済、理系の生物生産と農業生産基盤、食品栄養の4つの学科で構成する予定で、定員は計1660人です。龍谷大学は「食の連鎖」をテーマに学部PR活動を行なうなど、従来の農学部とは異なるイメージもアピールしています。少子化対策として大学の生き残りをかけ、食の安全や安心といった受験生たちがいま関心もっといることにアピールすることを目指しているようです。こうしたテーマは女子学生にも好評で、全国的にも農学部系統への女子学生の志望者は4割以上になると言われています。また2009年から5年間で私立大学農学部を志望する受験生は25パーセントも増えたというデータもあります。龍谷大学の農学部新設はこうした背景を踏まえた、大学の人気回復のための策の一つと言えるでしょう。龍大農学部は2015年入試では予想ほど難易度は伸びなかったようですが、新設学部のため来年度以降どうなるかは未知数です。

 

  次回は別の注目新設学部を紹介します。また出願する際に気をつけたい別の要素をさらにいくつか考えてみましょう。

 

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