2016和大教育学部入試対策

  那賀高校から和歌山大学教育学部に現役合格を目指す受験生は毎年大勢います。優俊ゼミからもこれまで何人もの塾生が現役で和大教育学部に現役合格してきましたが、その教育学部で2015年入試から大きな調整がありました。和歌山大学教育学部総合教育課程では、平成27年度から募集人数が40名から20名に減少しています。具体的に言うと、一般入試前期は募集人数が22名から15名に、推薦入試は8名から5名に減少しました。そして後期入試は10名募集があったのが、募集取り止めとなりました。実は教育学部の「総合教育課程」の縮小・廃止は国公立大学では全国的な流れとなっています。

 

  例えば、福井大学教育学部では、和大教育の総合教育課程と同種の学科が2012年度末で廃止され、話題になりました。この「総合教育課程」は、通称「ゼロ免」と呼ばれる分類に属します。「ゼロ免」とは教育学部であるにも関わらず卒業時に教員免許の取得が必須ではない学科のことです。もちろん総合教育課程でも教員免許は取得できますが、必須授業に少しプラスして受講する必要があり、取得しないまま卒業する人も少なくありません。したがって教育学部であっても卒業後は教員にはならず、一般企業に就職する人が多くなります。つまり本来の教育学部の目的に合っていないわけです。そのため文部科学省は、この「ゼロ免」課程を廃止する方向で全国の国公立大学を指導しています。その流れの中で、和大でも総合教育課程の募集人数が20名縮小されました。この傾向を考えると、今後もこの募集枠が元に戻ることはありませんので、和大の教育学部に関しては門戸が狭くなってしまったと言えるでしょう。

 

  和歌山大学の入試に関して言えば、これまで「総合教育」課程は、教員免許が自動的に取得できる「学校教育教員養成」課程に比べて難易度が低く、より合格しやすい状況でした。しかし「総合教育」課程の募集人数が半減したことでその難易度は実質的に上がったと言えるでしょう。実際、平成27年度入試では総合教育課程の倍率は平成26年度の1.6倍から3.2倍に倍増しました。平成26年度が突出して倍率が低かったという事情はあるものの、入試条件が厳しくなったのは間違いありません。那賀高校からの現役合格を目指す人は2016年(平成28年)入試ではこの傾向を踏まえた対策が必要になります。

 

  和歌山大学全体で見ると、この教育学部で20名減少した分の募集人数が結果的にシステム工学部に回されました。大学としての募集人数つまり予算は大枠が決まっていますので、教育学部の予算が一部システム工学部に付け替えられたというわけです。ではシステム工学部では入試にどのような変更があったでしょうか。和歌山大学のほかの学部、経済学部や観光学部についてはどうでしょうか。次回、そのことを考えてみましょう。優俊ゼミではほかにも和歌山大学対策に必要な最新情報を塾生の皆さんにお知らせしています。和歌山大学対策なら優俊ゼミにお任せください。

 

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